皆様、来るべき冬に向けてスタッドレスの準備はご検討されていますでしょうか?
今年購入を考えている方も、もうすでに購入済みのお客様も
今回のテーマは「スタッドレスタイヤの正しい選び方」をお伝えしたいと思います。
テーマに入る前にスタッドレスタイヤとはなんぞ?
言葉の通り、スタッド(鋲)がないタイヤの事を指します。
それまでの日本の冬道ではタイヤに金属の「スタッド(鋲)」がついているスパイクタイヤが主流でした。それによって冬道をひっかき加速・制動するものです。
1980年代初め、仙台や札幌を中心にスパイクタイヤによる環境や人体への悪影響を懸念する論争が巻き起こりました。その後相次いでスパイクタイヤへの規制を自治体が発表し、1990年には国がスパイクタイヤの使用の規制を決定。その翌年には国内でのスパイクタイヤの販売が中止となりました
「スパイクタイヤ粉塵の発生の防止に関する法律」の禁止・罰則によると、指定地域内の舗装道路が積雪または凍結していない状態でスパイクタイヤを使用することは禁止とされ、違反した場合は10万円以下の罰金が課せられることになります。
スパイクタイヤに代わり、新しい冬用タイヤとして登場したのがスタッドレスタイヤです。スタッドレスタイヤとは、スタッド(鋲)の代わりにトレッド面に深い溝が刻まれたタイヤのことです。
乾いた路面でも走行できるスタッドレスタイヤは万能タイヤのように思われがちですが、雪や氷が多く積もった路面においては、スパイクタイヤよりも性能が劣ると言われています。
ここまでが、スタッドレスタイヤのご説明となります。
それでは今回のテーマ「スタッドレスタイヤの正しい選び方」
その1
使用環境に合わせたタイヤ選び
お住いの地域の環境や使用用途によって、タイヤを選びましょう。
降雪地域や急激な気温低下による凍結が起こりやすい地域にお住いの方は、凍結路面でのしっかりしたグリップする氷上性能・雪上性能の高いスタッドレスタイヤを選ぶこと。
それに対し、乾いた路面を走行する機会が多い、時々レジャー等で降雪地域へのお出かけをされる方。経済性を重視したい方は、氷上性能や雪上性能に加えてタイヤ寿命も長い、性能のトータルバランスに優れたスタッドレスタイヤを選ぶこと。
スタッドレスの性能ってなに?
以下の通りに分類されます。
氷上性能・・・・凍結した路面で安全に止まり、曲がることができる性能
雪上性能・・・・雪の路面で安全に止まり、曲がることができる性能
ウエット性能・・濡れた路面で安全に止まり、曲がることができる性能
ドライ性能・・・乾いた路面でもしっかり感があり、快適に走れる性能
ライフ性能・・・摩耗を抑え、タイヤを長持ちさせる性能
静粛性能・・・・走行時の路面とタイヤから発生する音を抑える性能
スタッドレスタイヤの選び方 その2
車種に合わせて選ぶ
スタッドレスタイヤにも、SUV用、ミニバン用、軽自動車用と、各車種別に商品ラインナップがあります。例えば、ミニバンは、路面との接地を安定させるため、サイドウォールを強化してあったりとそれぞれ車種別に仕様が最適化されています。車種に合ったスタッドレスタイヤを選ぶことも重要です。
スタッドレスタイヤの選び方 その3
適正サイズのタイヤを選ぶ
スタッドレスタイヤの性能を最大限に引き出す為に、自動車に適したタイヤサイズで装着することが重要です。標準タイヤサイズを基準としてタイヤを選んでください。
ここからは補足です。
スタッドレスタイヤの寿命について
一般的にスタッドレスの寿命は3シーズン~4シーズンといわれます。ゴムの柔らかさが命のスタッドレスタイヤはゴムが固くなると性能が落ちていきます。
また、溝で言うのであれば、新品時の50%を消耗すると冬タイヤとしての使用をお勧めいたしません。
以上正しいスタッドレスの選び方でした。
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