皆さんこんにちは、いつもブログを閲覧して頂きありがとうございます。
本日は、エアコンが効かないので点検してほしいとの依頼です。
毎年猛暑がやって来る日本は、車移動でエアコンは必須です。
今回の点検車両は、スズキ キャリーです。
点検の順番はまずエアコンサイクルの配管内にエアコンガス(冷媒ガス)がしっかり入っているか確認します。
入っていない場合は、エアコンサイクル内でガス漏れが起きている可能性大です。
ガスが入っているにもかかわらず冷風が出ない場合エアコンサイクルに関わる電気的故障、機械的故障が考えられます。
今回の点検ではエアコンガスが入っていました。症状確認の為エアコンスイッチをONしてみるとスイッチから反応が有りません。
通常エアコンスイッチをONするとエアコンサイクルが作動し冷風を作り車内に送り出してくれます。
下記の画像がエアコンスイッチONの状態です。しかしONを知らせる緑ランプがつきません。
ここで原因が絞り込めました。電気的エアコンスイッチの故障だと
原因を見つけたら部品を発注し交換にかかります。
エアコンガスの漏れ修理だと通常2、3日預かっての修理ですが今回は、エアコン本体は故障がなくスイッチの交換だけで完治できそうなので
修理時間だけだと約1時間 症状最終確認をしてすぐお返しさせていただきました。
上記画像がエアコンスイッチが配置されてるセンターパネルの画像です。
どんどんばらして行きます。
エアコンスイッチがようやく外れました。左側が新品のエアコンスイッチ本体です。見た目では故障が分かりません。
ですがテスターを使うとスイッチONで電気が流れていませんでした。
次は、新品のスイッチを取付復元していきます。
復元が出来たらいよいよ作動確認です。
スイッチをONにすると緑のランプが点灯しました。もちろんエアコンが作動した機械音も同時に鳴りました。
冷風も出てきました。これにてキャリーのエアコントラブルシューティングと修理は終わりです。
最後まで見ていただきありがとうございます。
エアコン点検以外にもさまざまなご依頼お待ちしております。
ではまた次週もお楽しみにお待ちください。