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雨の日に差が出るタイヤの秘密
【梅雨シーズン直前】雨の日に差が出るタイヤの秘密!
こんにちは、スズキアリーナ東福間のハコダです!
いよいよ梅雨のシーズンがやってきますね。
「雨の日は滑りやすいから慎重に運転しよう」と思っている方は多いですが、実はタイヤの選び方・メンテナンス次第で、危険を大きく減らせることをご存知でしょうか?
今日は、【一般にはあまり知られていないタイヤ知識】も交えて、梅雨対策を深堀りします!
梅雨時期にタイヤが重要な理由
雨天走行では、
制動距離が約1.5倍以上に伸びたり、ハイドロプレーニング現象(タイヤが水の上に浮く)が発生しやすいため、ドライタイヤと比較して遥かにリスクが高くなります。
タイヤは大きく見えますが、実は接地面自体はタイヤ一本につきハガキ一枚分しかないんです…
このリスクを減らすには、「タイヤの溝の深さ」と「ゴムの柔らかさ」が重要ポイントです!
一般には知られていないタイヤの豆知識
① タイヤのグリップ性能は【製造から時間と共に劣化する】
タイヤは新品でも「製造から5年以上」経つと、ゴムが硬化してグリップ性能が低下します。
溝が十分に残っていても、5年以上経過している場合は交換推奨です。
タイヤの側面に「製造年月(例:3521=2021年35週目)」が刻印されています。要チェック!
仮に10年近く使っているタイヤで7ミリ溝があっても、硬くなっていたりと新品装着時に比べて性能は落ちています!
② 溝の深さだけでなく【排水設計】も超重要
最近の高性能タイヤは、単に溝が深いだけではなく、**水を流す方向(パターン設計)**が考えられています。
特に「V字パターン」「アクアチャネル設計」のタイヤは、梅雨に圧倒的な効果を発揮します!
③ 空気圧は【月に1回チェック】が理想
気温が高い夏場に向かうと、タイヤ内の空気圧も変動します。
空気圧が不足していると、
接地面積が増えすぎてハイドロプレーニングのリスクが上昇
燃費悪化
といったデメリットが出ます。
目安:2.4kPa前後(車種による)をキープ。車種ごとに確認して調節してください!
④ 「オールシーズンタイヤ」と「雨に強いタイヤ」は違う
「オールシーズンタイヤ」は便利ですが、純粋な雨天性能だけなら、専用ウェットグリップタイヤの方が上です。
特に高速走行が多い方は、ウェット性能Aランク以上の夏タイヤをおすすめします。
スタッドレスとオールシーズンタイヤでも、冬の性能に差があることがあります!
梅雨対策に向いたタイヤ選びポイント
溝が4mm以上残っているか?(新品時8mm → 4mmを切るとウェット性能激減)
製造から5年以内か?
信頼できるメーカー品か?(安価なノーブランド品はウェット性能に大きな差あり)
最後に
タイヤは見た目以上に「命を守るパーツ」です。
梅雨の安全運転には、ドライビングテクニックだけでなく、正しいタイヤ選びとメンテナンスが欠かせません。
\ 雨の日も、安心・安全なカーライフを /