こんにちは!伊藤です。
通勤中にふと思ったんです。
「セルフのガソリンスタンド増えたな~。」と。
これは、江津市だけでなく、全国的にそうみたいですね!
私は、フルサービスのスタンドに行くのが、あまり得意ではありません
理由は、「レギュラー、現金、満タンで!」と、注文するのが、ちょっと恥ずかしいから・・・(笑)
恐らく、私と同じ理由で、セルフスタンドを利用される方もおられるはず!
(そんな人おらんよー!という声が聞こえてきましたが、スルーします。)
そこで、今回は、燃料の種類について、お話しをしたいと思います!

セルフスタンドへ行くと、ほとんどのお店で共有だと思うのですが
赤色、黄色、緑色のノズルが1本ずつ用意されていると思います。
赤色・・・レギュラーガソリン
黄色・・・ハイオクガソリン
緑色・・・軽油
このように、燃料の種類によって色分けされています。
お店によって、色が違うことがありますので、必ず表示されている燃料の名前をお確かめください!
ガソリンや、軽油などの石油製品は、原油から蒸留して作られているのですが
蒸留温度によって、留出されるものを、ガソリン、軽油、灯油などに分けています。
ガソリンは、沸点が30℃~180℃、軽油は、沸点が240℃~350℃となっています。
さらに、ガソリンは、レギュラーとハイオクに分けられるのですが、この違いは
オクタン価の値の差で分けられます。
オクタン価とは、ノッキングのしにくさを表す数値です。
数値が高ければ高いほどノッキング現象が起きにくいとされています。
オクタン価の数値は、自己着火しやすい「ノルマルへプタン(オクタン価0)」と
自己着火しにくい「イソオクタン」という液体を混ぜた際の「イソオクタンの割合」を
表しています。
ハイオクガソリンは、JIS規格でオクタン価が96以上と定められていますが、それは
イソオクタンが96%以上、その他の成分が4%で構成されていることをいいます。
オクタン価の高い、ハイオクガソリンは、ノッキングが起きにくいのが特徴で、その特徴から
国産高級車やスポーツカーに採用されています。
レギュラーガソリンは、JIS規格でオクタン価が89以上と定められており、軽自動車から
普通車まで多くの車に採用されているガソリンです。
軽油は、ガソリンよりも沸点が高く、ガソリンを蒸留する過程で、ついでに蒸留できちゃうので
ガソリンよりも、価格は安いです。
主に、ディーゼルエンジンの燃料として採用されています。
この、軽油という名前は、蒸留塔の底に残る重油(名前の通り重たい油)に対して、軽い油という
意味でつけられたもので、「軽自動車用の燃料」という意味ではないので、ご注意ください!
伊藤の説明が下手なので、ご理解いただけたか不安ですが、
軽油は、絶対にスズキ車には給油しないでくださいね!
これだけは、ぜひ覚えておいてください
では、レギュラーガソリンと、ハイオクガソリン、どちらをいれたらいいか
見分ける方法をご紹介します。
まず、車検証を見てみましょう!

燃料の種類は、全てガソリンと記載されていますね。
ざっくりしています。
これでは、まだレギュラーガソリンを入れればいいのか、ハイオクガソリンを入れれば
いいのかわからないですよね
次に、車の取扱説明書を見てみましょう!
今回は、スイフトの取扱説明書を開いてみました。

スイフトでも、標準車(スイフト、スイフトRS)は、レギュラーガソリン
スポーツ車(スイフトスポーツ)は、プレミアムガソリン(ハイオク)と
使用燃料が違うことが分かりますね
給油される前には、必ず、指定された燃料をご確認ください!
ちなみに、メーカーや車種によっては、給油口の蓋のところに
使用燃料について、表記されていることがあります。

スズキ車で確認してみると、スイフトスポーツのように、ハイオクガソリンが
指定されている車には、無鉛プレミアムと書かれたシールが貼られており、
レギュラーガソリンが指定されている車は、クロスビーのように、な~んにも
貼られておりません
ぜひ一度、ご愛用車の給油口、取扱説明書をご覧になってみてください