みなさんこんにちは
今回は前回に引き続き
車が雪に埋まってしまった時の注意点についてお話します。
◎車内で過ごす場合の注意点◎
雪による通行止めで何十時間も車内に拘束される場合があります。
また、外で大雪の場合は車内で過ごす際には得に注意が必要です
①一酸化炭素中毒
一番恐ろしいのはこの「一酸化炭素中毒」です。
無色無臭でガスが充満している事に気づかないケースが多いです
軽傷で、めまい・頭痛・吐き気・耳鳴りを催し、
重傷ですと体が利かなくなり、昏睡状態に陥ります
なぜ車内で一酸化炭素中毒になるのか。
それは雪でマフラーが埋まってしまうと排ガスがうまく外に放出されず、
車内に滞留してしまうからです。
これにより、一酸化炭素中毒を起こし、
最悪の場合は死に至ります。
②エコノミークラス症候群
長時間座っていることにより、下肢が圧迫され続けると、
血流が悪くなりうっ血を起こし、血栓が生じてしまいます。
これを「深部静脈血栓症」と言います。
生じた血栓は、立ち上がった際などに血液の流れに乗って肺の静脈に詰まり、
呼吸困難や動機を引き起こします。
これが「肺塞栓症」です。
このようにして「エコノミー症候群」が発症します。
車内で何十時間も待機していると、
この症状に陥る可能性があります。
予防策としては、
①マッサージ
歩行などの運動や下肢の循環を良好にするマッサージが有効で、
血栓の予防にもなります。
②水分補給
エコノミークラス症候群は血中の水分が乾燥によって失われることにより、
血液粘度が高くなることが発症の条件ともされています。
ですので、特に水で水分補給して脱水を防ぐのが肝心です。
◎積雪には十分注意しましょう…◎
大雪が降る予報がされた際はできるだけ車での移動は避けましょう。
渋滞や通行止め、積雪による災害も予想されます。
もし、大雪で車が埋まってしまった場合は冷静に対処して
車内でも注意して過ごしましょう