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JWRC第5戦 ラリー・サンレモ ラリーレポート
サンレモ 2002/9/22
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チーム スズキ イグニス、3台中2台が完走、
ドイツチームのシェレ選手がイタリアン・ターマックで
ジュニアWRC7位!!

シェレ/ガイルハウゼン組
シェレ/ガイルハウゼン組
シェレ/ガイルハウゼン組
カンガス/ラークソネン組
9月22日(日)15時サンレモのフィニッシュにラリーカーが戻ってきた。2台のスイフト(イグニス)スーパー1600も凱旋した。こういったツイスティーで狭いターマックステージが得意なイタリアやフランスなどのドライバー以外は、なかなか上位へいけないこのサンレモでチーム スズキ イグニスは3台中2台が完走、そしてドイツチームのニコラス・シェレ/ターニャ・ガイルハウゼン組が、7位に食い込んだ。残念ながらポイント獲得には一歩及ばなかったが、イタリア出身のドライバー以外ではソラ(スペイン)、デュバル(ベルギー)に続く健闘を見せた。
またフィンランドチームのユハ・カンガス/ヤニ・ラークソネン組も着実な走りで14位完走を果たした。彼にとってはカタルニア以来の完走となる。
 
7位でフィニッシュしたシェレ選手は「とてもハッピーな気分だ。ポイントは取れなかったがここで7位は自分としては十分満足しているよ。納得の行く走りが出来たと思う。」と喜びの表情で語る。
 
またカンガス選手も「完走は勿論、嬉しいよ。でもタイム的な事でいうと自分としてはちょっと欲求不満だ。アップヒル(登り)セクションではいいんだけどダウンヒルでタイムが出ないんだ。これが課題だね。」と喜びの中でも既に課題を見つけている。
 
昨日リタイヤした丹羽選手は今日もサービスに顔を見せ昨日の事を話してくれた。「42キロのロングステージの真中辺り、右コーナーで突然リヤがスリップしました。それほど滑ったわけではないんですが後輪のダメージが大きくてここでリタイヤになってしまいました。マシンの乗り方が体で分かってきただけに本当に残念です。」と残念そうに語る。「でもヴァイス選手とのコンビについては自分でも驚くぐらいうまくいっています。ここでの経験は本当に貴重なものでした。また頑張りますので次に期待して下さい。」と語った。
 
熾烈なトップ争いを見せる地元イタリア勢!
ラリーは今日もサンレモを現地時間の朝6時にスタート。総走行距離327,28キロ、うち4つのスペシャルステージ44,01キロで競われた。上位争いは昨日に続き、ダラビッラ選手(シトロエン・サクソ)、バッソ選手(フィアット・プント)、カルダーニ選手(フィアット・プント)らイタリア人ドライバー達の熾烈なデッドヒートが続く展開となった。
レグ3最初のステージSS15で2位につけていたバッソ選手(フィアット・プント)が15分42秒2のステージベストを叩き出し、1位のダラビッラ選手に5秒差と詰め寄る。しかしダラビッラ選手が追撃を振り切りジュニアWRCの優勝を飾った。ダラビッラ選手は「地元だけに勝てて嬉しいよ。いつもパンクでチャンスを逃していたからヒヤヒヤしたけど、本当に良かった。」と上機嫌に語った。
また3位争いも熾烈も極めた。SS15で29秒の差があった3位のカルダーニ選手と4位のソラ選手(シトロエン・サクソ)だったが、この日猛烈な追い上げを見せ最終ステージでソラ選手が逆転、0.4秒差で3位に入賞した。
 
ステディーに速さを見せるシェレ選手!
シェレ/ガイルハウゼン組
カンガス/ラークソネン組
シェレ選手はスタート前「今日も自分としては攻めのドライビングでいくつもりだ。だが無理はしない。6位のデュバル選手とは1分程度はなれているからまず追いつくのは無理だ。ペースをキープしていくよ。うまくいけば6位に入ることが出来るかもしれない。」と語ったがそのとおりのドライビングを見せ速いペースで着実に順位をキープする。
SS15では16分16秒5の5番手タイム、SS16では7番手タイムと速くそして確実なペースでの走行となった。またフィンランドチームのユハ選手は「今回はとにかく完走を狙うよ。」と昨日に続き慎重な走りを見せる。
 
この展開の中、スズキ株式会社のプロジェクトリーダーの松本氏は、「以前に比べて本当にマシンは進歩したと思います。とにかく技術的な問題が格段に減ったんでラリー中にハラハラする回数が格段に減りましたね。」と笑顔で語る。「でもこれで満足は出来ません。1位2位を争うことでハラハラすることが目標ですよ。」と続け更なる開発の手を緩めないことを強調した。確かに今年参戦したチームの中でこれまでの戦いで安定して6位、7位を走れるようになっているのはスズキだけ「でも今回はMGもオペルも完走しそうですね。ライバルチームですが同じく初参戦組みですから良かったなと思います。」と続けた。その言葉どおりMG、オペルともにこのラリーサンレモで完走を果たした。
 
チーム スズキ イグニス4度目の2台完走。
ニコラス・シェレ選手と
スズキスポーツ田嶋代表
イギリスでの最終戦、そして来シーズンに向けに向け更なる開発を続ける。
これでチーム スズキ イグニスはこれまで5つのラリーを戦い4回目の2台完走という結果を残した。スズキスポーツ田嶋代表は、「本当は、ここでは今まで出来なかった初めての3台完走を狙っていたんですがそれは次回の楽しみに取っておきます。それにしてもシェレ選手の7位は、このラリーでは十分な成績だと思います。さすがですね。」と喜びの表情を見せた。「カンガス選手も完走したしリタイヤしたとはいえ丹羽君もはじめて英語のコドライバーとコンビを組んだんですが予想以上に上手くいったようですし、全体としては上出来だと思います。」と語った。「次は最終戦のイギリスでが、またグラベルラリーです。ここも雨や寒さなど条件が厳しい難しいラリーです。まだまだやることは沢山あります。今後も頑張りますので応援よろしくお願いします。」といつもの笑顔で語る。
 
また松本氏は「次のイギリスではさらに進化したマシンを投入する予定です。細かい内容はまだいえませんがかなりの戦闘力アップになるはずです。」と次戦のイギリスへ向けて自信を見せる。
 
次戦のイギリスは11月14日から17日までウェールズ地方の首都カーディフで開催される。
冬のイギリスは雨が多くまた日照時間も少ない。雨と泥と寒さ、そして暗さの中での戦いとなるWRCでも有数の歴史あるラリーだ。松本氏の言葉どおり進化したマシンに期待したい。


 


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