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| 丹羽/ヴァイス組 |
9月19日午後8時30分(現地時間)サンレモの海岸に設けられたスタート会場でラリー・サンレモのセレモニアルスタートが行われた。今年で44回目を向かえる歴史のあるイベントであるこのラリーには地元イタリア人だけでなくフランスやスペイン、ドイツなどヨーロッパ各国から観客がつめかけた。
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| シェレ/ガイルハウゼン組 |
カンガス/ラークソネン組 |
総出場台数は57台、うちジュニアWRCは25台のマシンがスタートポディウムを通過、3つのチーム スズキ イグニスも無事にスタートを迎えた。さすがにラリーをはじめモータースポーツ人気の高いイタリアだけに前回のドイツでのスイフト(イグニス)スーパー1600の活躍を知っているファンも多くイグニスのスタート時にはつめかけた観客から歓声があがった。選手達は今夜ゆっくりと休養し明日からのシビアなターマック(舗装路)イベントに備える。
変わりやすい天候とツイスティーな山岳路、ラリー・サンレモ!
この時期のサンレモは、まだまだ日中は汗ばむほど暑いが、ひとたび内陸の山岳地帯に入るととたんに気温が下がり、摂氏15度程度になる。特に山間部は天候が変わりやすくサンレモやサービスパークのあるインペリアが晴れていてもステージでは雲が垂れ込め霧や雨の可能性もある。また雨だけでなく初秋の季節だけに落ち葉もそろそろ路面にかぶっているところも見受けられる。これはペースノートでは分からない微妙なところ。滑りやすくなるため注意が必要だ。明日からの天気予報は9月20日のレグ1は今のところ晴れ時々曇り、レグ2の21日は、時々雷雨との予報、22日のレグ3は雨ということになっている。比較的安定した路面のラリーだがひとたび雨ともなれば滑りやすくなり条件が一気に変わるのもこのラリーの特色だ。
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| シェレ/ガイルハウゼン組 |
スタート前のドイツチーム、ニコラス・シェレ選手は「いよいよスタートだ。ここはイタリアでドイツではない。地元での3位入賞のことはいったん忘れてゼロからスタートするよ。」と語る。「とにかくコース自体は山岳路でも特に問題ないが、やはり地元のイタリア人選手やフランス人選手達が有利なのは間違いない。僕らには厳しいラリーになると思うけどいい成績が出せるよう頑張るよ。」とやや緊張気味に語った。
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| カンガス/ラークソネン組 |
またフィンランドチームのユハ・カンガス選手は「意外かも知れないけど、僕はここのステージは好きだね。ドイツに比べれば本当に普通だからね。ただターマックの経験が少ない僕にはまず様子を見て走る事が必要だと思う、レッキで走るだけではまだまだ十分ではないんだ。マシンはエンジンパワーが増えたしサスペンションもサンレモ用に見直した。調子はいいよ、ここのところ完走していないから是非フィニッシュしたいよ。」と語った。
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| 丹羽/ヴァイス組 |
今回は、ドイツ人コドライバーのゲルハルト・ヴァイス選手とコンビを組むことになった日本の丹羽選手は「ここは狭くてツイスティーと聞いていましたが、本当にそうです。でも僕には違和感はないんですよ。何故かというと昔良く走った峠道に良く似ているからなんです。六甲とか箱根とかと似てますからね。ドイツは本当に走るだけでしんどかったですが、ここはそうゆう意味では、好きなコースですね。だからマシンもよくなったことが実感できますよ。頑張ります。」と語った。
ラリーは明日9月20日、現地時間、午前6時に1号車がサンレモをスタートし東へ約40キロ移動、インペリアのサービスパークに向かう。本格的なラリーはその後となる。レグ1は総走行距離538,88キロ、うちスペシャルステージは8つ、147、25キロで争われる。ここイタリアでも激戦が予想されるジュニアWRCだが各チームの戦いに期待したい。
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