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2022年5月11日

スズキ、2022年3月期決算を発表

・当期は増収、原材料価格高騰等により営業利益減益。年間配当は前期比1円増配となる91円。
・次期の業績予想は増収、営業利益増益を見込む。配当予想は当期と同額の年間91円を予定。

1.決算の業績概況

当期(21年4月~22年3月)の業績は、売上高は3兆5,684億円となり、コロナ禍で落ち込んだ前期に比べると3,902億円(12.3%)増加しました。営業利益は原材料価格の高騰等により1,915億円と前期に比べ29億円(1.5%)減少しました。経常利益は金融収支改善等により2,629億円と前期に比べ146億円(5.9%)増加、親会社株主に帰属する当期純利益は1,603億円と前期に比べ139億円(9.5%)増加しました。また、年間配当金は1株につき91円(前期比1円増配)とさせていただく予定です。

2.第4四半期(1~3月)決算の業績概況

(1) 連結決算の状況

当期(1~3月)の業績は、売上高は半導体を含む部品供給不足による減産に伴い日本やインド等にて販売台数が減少したことにより、9,941億円と前年同期に比べ86億円(0.9%)減少しました。営業利益は鋼材等の原材料価格の高騰等により448億円と前年同期に比べ108億円(19.5%)減少しました。経常利益は590億円と前年同期に比べ144億円(19.5%)減少、親会社株主に帰属する四半期純利益は245億円と前年同期に比べ87億円(26.0%)減少しました。

(2) 各セグメントの状況

①四輪事業

減産影響のなか、売上高は8,934億円と前年同期に比べ214億円(2.3%)減少、営業利益は原材料価格高騰等により371億円と同83億円(18.2%)減少しました。

②二輪事業

売上高は新型ハヤブサ等高価格モデルの拡販等により698億円と前年同期に比べ87億円(14.1%)増加しましたが、営業利益は原材料価格高騰等により17億円と同23億円(59.5%)減少しました。

③マリン事業

北米での船外機の販売が引き続き堅調に推移しており、売上高は279億円と前年同期に比べ41億円(17.3%)増加しましたが、営業利益は原材料価格高騰等により52億円と同3億円(5.9%)減少しました。

④所在地別

日本は諸経費等の減や為替影響等により増益、その他地域はアフリカ等での販売増により増益となりました。一方、アジアおよび欧州は減益となりました。

3.次期の連結業績予想

半導体を含む部品調達懸念や世界的な情勢の先行きは不透明ですが、次期の業績予想につきましては、売上高は台数増、単価改善、および為替円安等により3兆9,000億円を見込んでおります。営業利益は原材料価格高騰の影響やEV開発等のCASEへの取り組みに伴う費用増加等を織り込み、1,950億円(営業利益率5.0%)を見込んでおります。なお、配当につきましては、当期と同額の1株につき年間91円を予定しております。

売上高 3兆9,000億円(前期比 9.3%増)
営業利益 1,950億円(前期比 1.8%増)
経常利益 2,200億円(前期比 16.3%減)
親会社株主に帰属する当期純利益 1,350億円(前期比 15.8%減)
(為替レート) 1米ドル=120円、1ユーロ=130円、1インドルピー=1.60円
  • ※連結業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報及び仮定に基づき算出したもので、リスクや不確実性を含んでおり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績は、さまざまな要因の変化により大きく異なることがありえますことをご承知おき下さい。実際の業績に影響を及ぼす可能性がある要因には、主要市場における経済情勢及び需要の動向、為替相場の変動(主に米ドル/円相場、ユーロ/円相場、インドルピー/円相場)などが含まれます。