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企業ニュース

2023年2月7日

スズキ、2023年3月期第3四半期決算を発表

・第3四半期累計決算は増収増益。売上構成変化等の改善、販売増加、為替円安効果等が寄与。
・業績予想を上方修正。

1.第3四半期累計(4~12月)決算の業績概況

4~12月期の業績は、売上高は3兆4,128億円となり前年同期に比べ8,385億円(32.6%)増加しました。営業利益は2,670億円となり前年同期に比べ1,203億円(82.0%)増加しました。経常利益は2,986億円となり前年同期に比べ947億円(46.4%)増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,834億円となり前年同期に比べ476億円(35.1%)増加しました。

2.第3四半期(10~12月)決算の業績概況

(1)連結決算の状況

売上高は1兆1,953億円となり前年同期に比べ2,946億円(32.7%)増加しました。販売増加や為替円安効果等が寄与しました。営業利益は1,026億円となり前年同期に比べ551億円(115.9%)増加しました。原材料価格高騰の影響を増収効果等によりカバーしたことによります。経常利益は1,063億円となり前年同期に比べ506億円(91.0%)増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は683億円となり前年同期に比べ330億円(93.7%)増加しました。

(2)各セグメントの状況

① 四輪事業

売上高は、台数増加や為替円安効果等により、1兆822億円と前年同期に比べ2,693億円(33.1%)増加しました。営業利益は830億円と前年同期に比べ454億円(120.6%)増加しました。売上構成変化等の改善、販売増加、為替円安効果等が寄与しました。

② 二輪事業

売上高は769億円と前年同期に比べ121億円(18.7%)増加しました。営業利益は77億円と前年同期に比べ53億円(226.7%)増加、営業利益率は10.0%と大きく改善しました。インドでの値上げ等による売上構成変化等の改善、販売増加、為替円安効果等が寄与しました。

③ マリン事業

売上高は330億円と前年同期に比べ129億円(64.0%)増加、営業利益は110億円と前年同期に比べ44億円(66.3%)増加しました。北米での船外機販売の堅調な推移、為替円安効果等が寄与しました。

④ 所在地別

売上構成変化等の改善や為替円安効果等により全ての地域で増収増益となりました。

3.連結業績予想

半導体不足による減産影響見込みを最大限織り込み台数を下方修正しましたが、業績予想は前回予想から以下の通り上方修正いたしました。

売上高 4兆5,000億円(前期比 26.1%増、前回予想から変更無し)
営業利益 3,100億円(前期比 61.9%増、前回予想比200億円増)
経常利益 3,400億円(前期比 29.3%増、前回予想比200億円増)
親会社株主に帰属する当期純利益 2,000億円(前期比 24.7%増、前回予想比100億円増)

(為替レート)

通期前提:1USドル=134円、1ユーロ=139円、1インドルピー=1.68円
1-3月前提:1USドル=126円、1ユーロ=135円、1インドルピー=1.55円

  • ※連結業績予想につきましては、リスクや不確実性を含んでおり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績は、さまざまな要因の変化により大きく異なることがありえますことをご承知おき下さい。実際の業績に影響を及ぼす可能性がある要因には、主要市場における経済情勢及び需要の動向、為替相場の変動(主にUSドル/円相場、ユーロ/円相場、インドルピー/円相場)などが含まれます。