スズキ株式会社は、コーポレートベンチャーキャピタルファンド「Suzuki Global Ventures」(スズキグローバルベンチャーズ、以下「SGV」)を通じて、LOMBY株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 内山 智晴、以下「LOMBY」)に出資しました。
このたびの出資は、地域社会の高齢化による買い物難民の増加や、配達員の不足などの社会問題が顕在化する中で、LOMBYの取り組みを支援するものです。配送ロボットの共同開発を一層進めることに加え、今後は配送ロボットの実装を実現するため、事業面での協力も検討してまいります。
LOMBYは、2022年4月に設立された、自動配送ロボットの開発・提供・サービス運用を手掛けるスタートアップ企業です。配送ラストマイル領域の課題解決に取り組んでおり、2023年には、八王子市のセブンイレブン店舗から商品を配送する公道での実証実験を実施しました。
スズキとLOMBYは、2022年よりスズキの電動車いすをベースとした台車(電動モビリティベースユニット)を用いた自動配送ロボットの可能性を検討し、2023年に共同開発契約を締結しました。スズキは電動台車の設計・開発を担当し、LOMBYは自動配送ロボットの試作、配送システムの開発、実証実験等を行っています。
スズキは、お客様や社会に必要とされる価値を提供するためにSGVを設立し、スタートアップとの共創活動を加速させ、あらたな事業やビジネスモデルを創出していきます。