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企業ニュース

2025年7月30日

スズキ、インドで「Innovatopia Awards」の
「Sustainability & Go Green efforts」部門で最優秀賞を受賞

Innovatopia Awards

電動モビリティベースユニット

スズキ株式会社のインド子会社、Suzuki R&D Center India Private Limited(以下、「SRDI」)は、2025年7月にニューデリーで開催されたインドのエアカーゴ業界団体The Air Cargo Forum India(インド航空貨物連盟以下、「ACFI」)主催のアイデアコンペティション「Innovatopia Awards」において、「Sustainability & Go Green efforts」部門で最優秀賞を受賞しました。今回、SRDIはスズキの電動モビリティベースユニットを活用した、インドの空港におけるエアカーゴ領域の課題を解決するアイデアを提案し、インドのエアカーゴ業界から評価され受賞しました。

  • ※インドのエアカーゴ業界の環境負荷削減につながる、持続可能で環境に優しい革新的なアイデアを表彰

スズキは、長年培った電動車いすの技術をロボットの足に流用した製品である電動モビリティベースユニットを開発し、農業・物流・宅配など、様々な分野での課題を解決する事業に取り組んでいます。SRDIでは、スズキの電動モビリティベースユニットをインドの社会課題解決につなげることを検討しています。

経済成長を続けるインドでは、国際取引の拡大とともにエアカーゴ業界も急成長する一方で、空港では物流量の増加に伴う業務の効率化やCO2排出量の削減が課題となっています。SRDIは、電動モビリティベースユニットを活用することで空港の貨物搬送の効率化と自動化するとともに、従来のディーゼル牽引車から代替することでCO2排出量を削減し、空港のカーボンニュートラルに貢献するアイデアを提案しました。今後、スズキならびにSRDIは、このアイデアの実現に向けた検討を進めてまいります。

ACFI Keku Gazder(ケク・ガズダール)理事のコメント

「SRDIが『Innovatopia Awards』の『Sustainability & Go Green efforts』で表彰されたことは、異業種間のイノベーションの力を示すものです。ACFI Conclave 2025で表彰された唯一の非航空貨物会社として、SRDIの取り組みは航空業界と同じ、より環境に優しい未来への決意の表れです。」

SRDI 生熊昌広社長のコメント

「スズキは、生活に密着したインフラモビリティを目指しており、多様なモビリティによるインドの社会課題解決に取り組んでいます。電動モビリティベースユニットの活用を通じて、エアカーゴ業界との連携を深め、新たな社会課題の解決に貢献してまいります。」