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企業ニュース

2025年9月9日

スズキ、行動理念の「現場・現物・現実」を
「現場・現物・現実・原理・原則」へ変更

スズキ株式会社は、「3つの行動理念(小・少・軽・短・美、現場・現物・現実、中小企業型経営)」の一つである「現場・現物・現実」について、「原理・原則」を加えて「現場・現物・現実・原理・原則」へ変更いたしました。

スズキは、社是を中心としたお客様の立場になった「価値ある製品」づくりをモットーに、何事にも、小さく・少なく・軽く・短く・美しくする「小・少・軽・短・美」というモノづくりの根幹、「中小企業型経営」と表現される会社の柔軟さ・素早さ・チャレンジ精神を忘れない姿勢、机上の空論を徹底的に廃した「現場・現物・現実」で行動し、スズキらしい2030年度に向けた成長戦略を進めていくことを2023年1月に発表しました。以降、2024年7月に技術戦略、2025年2月に中期経営計画を発表するなど、具体的な戦略や計画を示してきました。
こうした取り組みの中で、技術の進歩や社会環境の変化に対応し、より本質的な問題解決を目指すために、「原理・原則」を加えました。

「原理」は自然の摂理であり、私たちは必ずしもその核心まで到達していません。しかし、技術の進歩により、「現場・現物・現実」をとらえる解像度が高まれば、これまで以上に深く探究することで「原理」に一歩ずつ近づくことができると考えます。こうして見えてきた「原理」を、その時代や周囲の状況も踏まえて整理し、「原則」としてアップデートする、その取り組みを続け、問題解決のレベルをあげるため、「現場・現物・現実・原理・原則」を実践してまいります。
スズキでは、この「現場・現物・現実・原理・原則」を現と原、それぞれの漢字の意味を意識できる「3現・2原」の表記とし、グループ全体で取り組んでいきます。

今後は、「3現・2原(現場・現物・現実・原理・原則)」のもと、直ちに現場へ行き、現物を五感で感じ、現実を認識し、机上の空論を徹底的に排除し、物事の本質を的確に把握し、問題を解決します。そして、原理を深く究明し、常に原則をアップデートし続けます。