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経済性に優れた製品・サービス

コンパクトカーが果たす役割

当社のものづくりの根幹である「小・少・軽・短・美」に基づいて生み出された製品は、コンパクトながら使い勝手が良く高性能で、お求めやすい価格を実現しています。多くの人々に移動の自由を提供することで、世界中で地域の生活を支えています。
日本では、特に公共交通機関が利用しにくい地方部において、使い勝手が良く経済性に優れた軽自動車が生活の足としてなくてはならない存在となっています。
また、新興国では、当社が得意とするお求めやすく高性能なコンパクトカーが初めて自動車を購入するお客様のニーズにマッチし、たくさんのお客様が自動車のある快適で豊かな暮らしを手に入れることができます。
自動車産業が直面している諸課題の中でも、特に重視しているのがカーボンニュートラル達成に向けた電動化への取り組みです。当社が得意とするコンパクトカーは、お求めやすさが支持されて多くの人々にご愛用いただいていますが、EV化による製品価格の上昇は、こうしたコンパクトカーのメリットを減らすことにつながりかねません。人々の生活になくてはならない存在であり続けるために、「小・少・軽・短・美」の思想を活かし、コストと航続距離や装備をバランスさせ、お客様のニーズと利用スタイルに対応した、いわば適所適材のEVを開発し市場に投入していく方針です。

TOPICSスズキ、ダイハツ、トヨタ、商用軽バン電気自動車を公開

スズキ株式会社(以下、スズキ)、ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、3社で共同開発してきたBEVシステムを搭載した商用軽バン電気自動車(以下、BEV商用軽バン)のプロトタイプを、「G7広島サミット(主要国首脳会議)」に際し、2023年5月18日(木)~21日(日)に一般社団法人日本自動車工業会の行う自動車業界のカーボンニュートラル(CN)達成に向けた取り組みを紹介する展示イベントで公開しました。
このBEV商用軽バンの導入にあたっては、スズキ、ダイハツの小さなクルマづくりのノウハウとトヨタの電動化技術を融合し、軽商用車に適したBEVシステムを3社で共同開発しました。車両についてはダイハツが生産を行い、スズキ、ダイハツ、トヨタがそれぞれ2023年度内に導入する予定です。企画にあたっては、Commercial Japan Partnership Technologies株式会社(CJPT)も参画することで、効率的なラストワンマイル輸送に最適な仕様を追求しました。一充電当たりの航続距離は200km程度を見込んでおり、配送業等のお客様のニーズにしっかりとお応えできる車両を目指して、現在開発を進めています。
今後もスズキ、ダイハツ、トヨタの3社は、プラクティカル(実用的)な形でサステナブル(持続可能)な移動手段の提供を通じて、CNの実現に向けた取り組みを推進していきます。

2023年5月18日~21日にG7広島サミットで公開した商用軽バン電気自動車

四輪ハイブリッドシステム搭載車の販売

マイルドハイブリッド及びハイブリッドの2種類のハイブリッドシステムを搭載する四輪車を提供しています。

■マイルドハイブリッドシステム

■ハイブリッドシステム

■ハイブリッドシステムの製品展開例

対象車種

アルト ワゴンR スペーシア ハスラー クロスビー スイフト ソリオ イグニス エスクード
マイルドハイブリッド  
ハイブリッド              

■四輪ハイブリッドシステム搭載車販売台数

(単位:千台)

  2020年度 2021年度 2022年度
  うち、HEV HEV比率   うち、HEV HEV比率   うち、HEV HEV比率
日本 647 338 52.3% 561 290 51.7% 627 324 51.7%
インド 1,323 118 8.9% 1,365 135 9.9% 1,645 296 18.0%
欧州 206 154 74.9% 225 194 86.2% 171 156 91.2%
その他 395 5 1.3% 556 7 1.3% 557 24 4.3%
合計 2,571 615 23.9% 2,707 626 23.1% 3,000 800 26.7%
  • ※HEV(ハイブリッド車)はマイルドハイブリッド、S-エネチャージ、SHVSを含む。
    その他地域のハイブリッド車販売台数は日本、インドからの輸出台数。

CNG車の販売

マルチ・スズキ・インディア社は、天然ガスを燃料とするCNG仕様の四輪車を乗用車15機種、商用車1機種に設定提供しています。CNG車はガソリン車よりも燃費が良く、経済性の高い四輪車です。

アルトK10(CNG車)

グランドビターラ(CNG車)

■インドでのマルチ・スズキCNG車の販売台数(千台)
マルチ・スズキ販売車に占めるCNG車比率(%)

■CNG車とガソリン車の比較例(ワゴンR LXI 5MT比較)

  末端価格 燃費 燃料価格 1万キロ走行時
燃料代 CO2排出量
ガソリン車 554.5千インドルピー 24.35km/L 96.72インドルピー/L 40千インドルピー 974kg
CNG車 644.5千インドルピー 34.05km/kg 73.59インドルピー/kg 22千インドルピー 805kg
+90.0千インドルピー -18千インドルピー -169kg
  差異率 -46% -17%
末端価格…2023年6月26日現在、燃料価格…2023年6月26日現在デリー価格
CO2排出量…インド電力省"SO 1072E dt 23rd April 2015"に基づき算出

TOPICS法人向けコネクテッドサービス「SUZUKI FLEET」のサービス開始について
~新たなコネクテッドサービスの普及を目指して~

スズキ株式会社(以下、スズキ)と株式会社スマートドライブ(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役:北川烈、以下「スマートドライブ」)は、法人顧客向けクラウド型車両管理サービス「SUZUKI FLEET」の提供を開始しました。
両社は、スズキのお客様の立場に立ったものづくりとスマートドライブのモビリティ領域でのサービスづくりを組み合わせることで、新たなコネクテッドサービスを作り、普及させることを目的に2021年6月に協業を開始しました。「SUZUKI FLEET」を通じて日常的な車両の使われ方を見える化することで、安全運転の促進、業務効率や労務環境の改善などを支援していきます。
また、車両の使用状況が見える化されるため、急加速・急ブレーキ等の走行を見直し、改善策を講じることで安全運転の励行を促進するとともにCO2排出量の削減にも貢献します。

1)「SUZUKI FLEET」サービス開始の背景

物流のラストワンマイルを担う小口配送業者をはじめスズキの軽自動車や小型車を利用する法人顧客は、人手不足、業務の効率化、安全運転対策など多くの課題を抱えています。そこでスズキとスマートドライブは、法人顧客の課題の解決に資するサービスの提供が求められていると考え、「SUZUKI FLEET」のサービス提供を開始することにしました。

2)「SUZUKI FLEET」のサービス内容

「SUZUKI FLEET」は、車両にシガーソケット型の専用デバイスを設置することで、車両を『コネクテッド化』させ、車両から走行データを収集・解析することが可能となります。また、走行データを活用し、安全運転の促進、現場の負担軽減など業務効率化や労務環境の改善、車両の効率的な運用など、小口配送をはじめさまざまな業種のお客様の各種課題の解決につながるサービスを提供していきます。
「SUZUKI FLEET」URL:https://www.suzuki-scc.com/suzukifleet/
スズキは、「お客様の立場になって価値ある製品を作ろう」を社是の第一に掲げ、四輪車、二輪車、船外機と多くの製品を提供しています。人々の生活に密着して地域の移動を支える、なくてはならない存在であり続けることを目指しています。
スマートドライブは、2013年の創業以来、「移動の進化を後押しする」をビジョンに掲げ、さまざまな移動に関わるサービスを提供してきました。同社が2016年にサービスを開始した「SmartDrive FLEET」はすでに800社以上への導入実績を持ち、幅広い業種業態のお客様の車両管理のサポートに加えて、安全運転の推進を行っています。
スズキとスマートドライブは、両社の強みを活かし、新たなコネクテッドサービスの構築・普及を目指していきます。

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