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車のライトでよく聞く「ハロゲン」「ディスチャージ」「LED」って?
いつもスズキアリーナ大河原のブログをご覧いただき
誠にありがとうございます
皆さんは
ハロゲン
ディスチャージ
LED
という言葉を聞いたことはありますか?
これって実は皆さんのお車のライトの種類なんです
夜走っているとヘッドライトがオレンジ掛かったものや、
青白いものや、真っ白なもの、、、
よく見るとそれぞれライトの色が違うことに気づくと思います
この色の違いこそがライトの種類の違いだったりもします
※一部例外はございます。
ハロゲンとは
イメージはご自宅にある白熱球とほぼ同じです
フィラメントに電気を流し、発生した熱を光に変えています
バルブ内にハロゲンガスが入っている為に
この名前で呼ばれております
ハロゲンヘッドライトの消灯時と点灯時です
ディスチャージとは
HID、キセノンとも呼ばれますが、これはフィラメントを持ちません
プラスとマイナスの電極に約23,000Vの電圧をかけ、
それによって放電させる仕組みです
イメージは蛍光灯とほぼ同じです
バルブ内にキセノンガスが入っていることから
キセノンライトとも呼ばれ、
HIDとは High Intensity Dischargeの略で
高輝度放電を意味しています
つまりディスチャージとはHIDのDの部分から取られている呼び名です
特徴としてはハロゲンより明るく長寿命、消費電力が少ないということです
ただその仕組み上、光が安定するまでに時間がかかり、
青白い光から徐々に安定して白い光となります
下の画像が消灯時、点灯直後、安定時です。
色の違いがわかると思います
LEDとは
これはここ10年ほどで家庭にも普及してきて、
テレビなどのメディアでも取り上げられることが多く、
ご存知の方も多いのではないでしょうか
Light Emitting Diodeの略で、発光ダイオードとも呼ばれます。
LEDはディスチャージに比べても
高輝度、高寿命、消費電力が少ないということが特徴です
一般的にLEDライトは熱を持たない為、
ライトに積もった雪は溶けずに残るので
雪が降ったら定期的に確認してください
ジムニージムニーシエラの最上級モデルは
ヘッドライトがLEDですので、ヘッドライトのための
ウォッシャー機能が備わっております
バンパーについている台形のものです
実はLED、表面には熱を持ちませんが、
内部の基板付近では相当熱くなってます
温度が上昇すると効率が悪くなってしまうため、
ヒートシンクと呼ばれる冷却フィンが必須なんです
そのようなことも含めて仕組みが複雑なため、
搭載にコストがかかるのが現状です。
スズキの車では上位モデルの装備になっているケースが多いです
LEDの消灯時と点灯時です。
基本的に白いライトが特徴で、すぐに光が安定します
少しマニアックな内容でしたが、
これからの皆様のお車選びの少しでも役に立てばと思います
スズキではLED搭載車も多数取り揃えておりますので
ぜひアリーナ大河原店へご来店ください
明るさの違いも実車で体感してみてください