10年に一度の寒波から数日経ちましたが柏崎市は毎日雪が降り続いております。
風が強い日があったり、除雪してない道が凸凹していたり、
路面凍結など事故や損傷された車両が多く発生しております。
本日はみなさんに雪で困った時の豆知識をお伝えしたいと思います。
最近ですと当たり前のように安全装置が付いてくる車両が増えてきました。
安全装置と聞くと全てプラスに働く装置かと思われがちですが、一部のシチュエーションですと
その装置が働くことによりかえって走行に支障が出てしまうこともございます。
それはどのようなシチュエーションかと言うとぬかるみや雪道・凍結路でスタックしてしまった時に、
横滑り防止装置が働きアクセルペダルを踏み込んでも出力が上がらなくなってしまうことがあります。
滑りやすい路面でスタックしてしまった時は、
ある程度タイヤを空転させないと脱出できないことがあるので、
このような場面に遭遇した時は
横滑り防止装置(車が滑っているようなマーク)のOFFボタンを長押して解除し、
アクセルペダルをゆっくり踏み込みつつわざと空転させて脱出を試してみて下さい。
通常ですと横滑り防止装置という機能は、カーブでのタイヤのスリップや横滑り、
急ブレーキ時のタイヤロックなどを抑え、車両の安定走行を補助する機能です。
昨年12月の柏崎の大雪時にこのような場面での脱出を何度か経験しました。
これで必ずスタック等から抜け出せるわけではありませんが、
この機能のプラスとマイナスの働きを知っているか
どうかで困った時の対応が変わりますのでぜひ覚えてみて下さい。