彼女の愛車はピンク色
お孫さんがこれと言って選んでくれた幸せの色

60代半ばの頃は、車はあと10年と思っていたけれど、その10年が近づいたとき、やっぱりもう少し乗りたいなと思ったの。
とラパンを選ばれたときのお話をお聞かせいただきました
彼女が車をラパンに替えたのは、毎日のようにテレビや新聞に高齢者の事故が報道
されていた頃。
本当はあと2年くらいそれまで乗っていたコンパクトカーでいいかな。と思っていたけれど、
ニュースを見たり、あと何年車に乗るかを考えたときに、今がタイミングだと思われたそう
そして、お嬢様家族の勧めで、軽自動車で安全なものにしようと話がまとまったということです。
当時、ラパンには後退時ブレーキサポートや後方誤発進抑制が搭載されたところでした
ラパンはとってもかわいいと気に入っていらっしゃいます
「最初は、この色に乗るのが恥ずかしかったの。色が色だから、かわいいお嬢さんが乗っていると思ってのぞき込んだら、おばあさんでしょう。」
と笑ってお話しされました。
けれど、趣味、といってもかなり精力的に取り組んでいる卓球をやるために城ホールへ出かけた時のこと
館長さんが、「車買い替えたんだね!かわいい色だね!」とほめてくださったそうです
そこで、「そんなふうに言っていただけるのね!」と嬉しく思ったとか
それからは、恥ずかしいという思いもどこかに消えてしまったようです。
もともと、彼女はラパンを選ぶ時も色はシルバーかなと思っていたそうですが、お孫さんがこの色と指さしたのがピンク
お嬢様ご家族も目立った方が周りのドライバーに見つけてもらえて安心よ、と賛成されて、ピンクに決まったそうです。
安全性を重視して選んだ車でも、それに頼る運転はしていません。
「ちゃんと自分の目で見て確かめているから、あてにはしていないですよ」とお話いただきました。
だから、実際に警告音がなるようなことはほとんどないとか

ご年齢を考慮して、ご家族が車の運転は控えめにとおっしゃったことで、乗る回数や距離は多くはないけれど、やはり車は手放せません。
週2回の卓球の足にも大活躍。60歳を迎えた時、昔10年ほどやっていた卓球
をもう一度やりたいなと思って始めたそう。
60代の頃は、週5日卓球に行って、全国大会にも出てと、精力的に活動。
今は減らしたそうですが、卓球
に行かない日は5000歩歩いて、庭先
をいじってと活動的です。
卓球やお庭
のお話をされる彼女の姿はとてもいきいきと、こんな風に年を重ねていきたいなと思わせてくださいました。
そして、帰り際、ラパンと同じ桜色に頬を染めた素敵な彼女の笑顔をパチリと撮らせていただきました
