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四輪製品ニュース

2024年11月6日

スズキの初代「アルト」が
2024 日本自動車殿堂の「歴史遺産車」に選定

1979年 初代「アルト」

1979年 初代「アルト」

スズキ株式会社が1979年に発売した初代「アルト」が、特定非営利活動法人日本自動車殿堂の「歴史遺産車」に選定されました。スズキの製品が「歴史遺産車」に選定されるのは2008年の「スズライト」、2020年の初代「ジムニー」、2022年の「GSX1100S KATANA」、「GSX750S」に続き、4回目となります。

日本自動車殿堂の「歴史遺産車」とは、日本の自動車の歴史に優れた足跡を残した名車を選定し、日本自動車殿堂に登録して、永く伝承するものです。
今回の選定では、「軽自動車の排気量が550ccへの拡大を機にその本質を捉え、ムダや飾りを省いた低価格車として登場し、当時低迷していた軽自動車市場を復活させ、今日の軽自動車の地位を確固たるものにした。」という点が評価されました。

初代「アルト」は、1979年5月に運転のしやすさ、使い勝手のよさ、経済性の高さなどを兼ね備えた実用的な軽自動車として発売され、新しい市場を切り拓きました。
また、発売以来、時代にあわせて機能や性能を進化させ、45年、9代にわたり多くのお客様にご愛用いただき、国内累計販売台数は約537万台となるスズキの軽自動車を代表するモデルです。

  • ※アルト乗用車、商用車の届出台数(アルト ラパンを除く)、一般社団法人 全国軽自動車協会連合会データより
    2024年10月末現在、スズキ調べ。

スズキ株式会社 代表取締役 社長 鈴木俊宏のコメント

初代「アルト」が「歴史遺産車」に選ばれたこと、大変嬉しく思います。
「アルト」は1979年の発売以来、環境性能や安全性能をはじめとする、軽自動車を取り巻く社会環境やお客様のご要望にお応えし、進化を続けてきました。その中で「経済的で機能的」という「アルト」の本質は初代モデルから変わらずに脈々と受け継がれ、お客様の生活を支え続けています。今後も「アルト」らしい進化にご期待いただければ幸いです。