当期(4~12月)の業績は、売上高は2兆5,743億円と前年同期に比べ3,988億円(18.3%)増加、営業利益は1,467億円と同79億円(5.7%)増加しました。経常利益は2,039億円と同290億円(16.6%)増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,358億円と同226億円(19.9%)増加となりました。
当期(10~12月)の業績は、売上高は単価改善や為替円安等もありましたが、半導体を含む部品供給不足に伴う減産影響により9,007億円と前年同期に比べ46億円(0.5%)減少しました。営業利益は減産影響に加え原材料価格高騰や諸経費等の増加等により、476億円と同163億円(25.6%)減少しました。経常利益は557億円と同230億円(29.3%)減少、親会社株主に帰属する四半期純利益は353億円となり119億円の投資有価証券売却益を計上した前年同期に比べ236億円(40.2%)減少しました。
減産影響のなか、売上高は8,128億円と前年同期に比べ151億円(1.8%)減少、営業利益は原材料価格高騰や諸経費等の増加等により377億円と同197億円(34.4%)減少しました。
売上高は新型ハヤブサ等高価格モデルの拡販や為替円安等により647億円と前年同期に比べ84億円(14.9%)増加しましたが、営業利益は原材料価格高騰等により23億円と同1億円(7.8%)の増加に留まりました。
北米での船外機の販売が引き続き堅調に推移しており、売上高は202億円と前年同期に比べ20億円(10.9%)増加、営業利益は66億円と同30億円(83.3%)増加し、ともに過去最高となりました。
日本、欧州、アジアの3地域で減益となりました。
2022年3月期の連結業績予想は、第3四半期実績および今後の見通しを踏まえ、以下の通り修正しました。台数、研究開発費、為替前提の見直しによる増収・利益増の一方、諸経費等の増や原材料価格高騰による利益減を織り込んだ結果、営業利益は前回予想1,700億円を据え置くこととしました。
なお、今回の連結業績予想につきましては、半導体不足や新型コロナウイルス感染症再拡大による供給面での制約等、不透明な状況が多く変動する可能性があります。
売上高 | 3兆4,000億円(前期比7.0%増、前回予想比2,000億円増) |
---|---|
営業利益 | 1,700億円(前期比12.6%減、前回予想据置き) |
経常利益 | 2,300億円(前期比7.4%減、前回予想比100億円増) |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,500億円(前期比 2.4%増、前回予想据置き) |
(為替レート) | 1米ドル=112円、1ユーロ=130円、1インドルピー=1.51円 |