NEDO国際実証事業（実証要件適合性等調査）の採択について

株式会社やまなしハイドロジェンカンパニー（本社：山梨県甲府市、代表取締役社長：中澤なかざわ宏樹ひろき、以下「YHC」）と、スズキ株式会社（本社：静岡県浜松市、代表取締役社長：鈴木すずき俊宏としひろ、以下「スズキ」）は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）が公募した「2022年度「エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業（実証要件適合性等調査）」」に、「インドの工場における効率的な熱運用を実現するための水素技術等実証要件適合性調査（インド・ハリヤナ州）」を提案し、採択を受けました。

当該事業については、再生可能エネルギーの導入が進むインド国内において、その余剰電力を利用し、パワー・ツー・ガス（P2G）システムによって水素製造を行い、工場内における最適な熱運用システムの構築の可能性検討するもので、インド国内のポテンシャル調査、マルチ・スズキ・インディア社（※）のマネサール工場を対象として、水素需要量やコスト等の調査を行います。事業期間は2023年3月までです。

YHCとスズキは、カーボンニュートラルの実現に向け、気象環境が異なる地において、我が国の優れた水電解技術により、化石燃料を消費する海外工場でのエネルギー転換の最適プロセスを得るため、連携して当該事業に取り組みます。

※スズキのインド国内における四輪車の生産販売を行う子会社