インド内務省提供
2024年12月25日に逝去したスズキ株式会社(以下、スズキ)の鈴木修相談役は、2025年1月25日にインド政府より国家勲章「パドマ・ビブシャン(Padma Vibhushan)」*を受章することが発表されました。鈴木修相談役は、通商と産業の分野での顕著な貢献、特に自動車産業で日印の関係強化の功績が認められ、今回の受章に至りました。
2025年4月28日にインド・ニューデリーのラシュトラパティ・バワン(大統領官邸)において叙勲伝達式が執り行われ、ドロワパディー・ムルム大統領より代表取締役社長 鈴木俊宏が代理で勲章を受け取りました。
スズキは、インドの子会社マルチ・スズキ・インディア社にて、2024年に四輪車の累計生産3,000万台、年間生産200万台を達成しました。また、1986年に開始したインドからの四輪車輸出も累計300万台を超えました。
このたび、鈴木修に名誉あるパドマ・ビブシャンを授与してくださいましたムルム大統領およびインド政府に、心より感謝申し上げます。相談役も今ごろ天国にて、第二の故郷であるインドでの45年間の出来事を懐かしく振り返っていることと存じます。
この勲章をいただけたのは、スズキ並びにインドで働く従業員、そしてお取引先様のご協力があってこそでございます。
相談役もこの受章を誇りに思っていることでしょう。私も同様に誇りに感じております。従業員およびお取引先様にも誇りに思っていただければ幸いです。
また、今回の受章はインドの皆さまがスズキを愛してくださった賜物であると思います。
私たちチームスズキの一人ひとりは、相談役の思いを受け継ぎ、これからもインドの発展に貢献するとともに、インドの皆さまに愛される持続可能なモビリティソリューションを提供してまいります。