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企業ニュース

2026年11月5日

インドで新たに
バイオガス・プラント2か所の定礎式を実施

~農村資源を活用したバイオガス事業をさらに推進~

写真提供:インド政府 Press Information Bureau(PIB)

2026年10月30日、スズキ株式会社(以下、スズキ)とスズキのインドにおける100%子会社であるSuzuki R&D Center India Private Limited(以下、SRDI)がインド・グジャラート州のタラドおよびラダンプールに建設を予定するバイオガス・プラントの定礎式が執り行われました。

スズキは、SRDIを通じて、National Dairy Development Board(全国酪農開発機構、以下、NDDB)、乳業組合Banas Dairyなどと共同でバイオガス事業を推進しています。グジャラート州に9つのバイオガス・プラントを建設する計画で、これまでにバナスカンタ地域のアグサラ、ブカラ、ビンチバディの3か所でプラントの稼働を開始しています。今回新たに定礎式が行われた2か所のプラントは、2027年以降の稼働開始を予定しています。

定礎式には、インドのナレンドラ・モディ首相、グジャラート州のブペンドラ・パテル州首相、ハルシュ・サンガヴィ州副首相、Banas Dairyのシャンカール・チョードリー会長兼グジャラート州議会議長、スズキの豊福健一朗常務役員(SRDI取締役)などが出席しました。今回のプラント建設は、2026年7月に高市首相が訪印した際、日印両政府が立ち上げに合意した「日印CBG(Cooperative Biogas for Growth)イニシアティブ」に基づく取り組みの一環です。同イニシアティブは、インド政府が掲げる1,000基のバイオガス・プラント整備目標の実現を支援するもので、インド各地の既存の協同組合と連携し、牛糞などの農村資源からバイオガスや有機肥料の生産に取り組みます。

スズキは、生産したバイオガスをインドにおけるスズキ四輪車の販売台数の約4割を占めるCNG車の燃料として活用することで化石燃料の消費量削減に貢献するとともに、副産物を有機肥料として使用し農地の土壌改良につなげ、インド農村地域の自立した循環型社会の実現を目指してまいります。

スズキ株式会社 代表取締役社長 鈴木俊宏のコメント

「このたび、インドにおけるバイオガス・プラント2か所の建設に向け、新たな一歩を踏み出すことができました。モディ首相、パテル州首相、サンガヴィ州副首相をはじめとする関係者の皆様、ならびにBanas Dairyのシャンカール会長兼グジャラート州議会議長のご協力に、心より感謝申し上げます。
スズキは、日印両政府が推進するインドにおけるバイオガス・プラント普及に向けて、スズキらしいやり方で貢献をしてまいります。」

スズキのインドにおけるバイオガス事業の経緯

時期 主な取り組み
2023年9月 インドでのバイオガス実証事業についてスズキ・NDDB・Banas Dairyの3者間で合意
2025年12月 バナスカンタ地域アグサラに初のバイオガス・プラントを開所
2026年1月 ブカラにバイオガス・プラントを開所
2026年7月 高市首相が訪印。日印両政府が「日印CBGイニシアティブ」の立ち上げに合意
2026年8月 ビンチバディにバイオガス・プラントを開所
2026年10月 タラドおよびラダンプールに建設するプラントの定礎式を実施
2027年以降 タラドおよびラダンプールのプラントの稼働開始(予定)