こんにちは!スズキアリーナ大和郡山店、新入社員の堂脇です!
今回は、昨日5月18日に発生した事件についての記事です。
エンジンルームに子猫が!
試乗車の点検をしていたところ、どこからか猫の鳴き声のようなものが聞こえてきました。
サービスの方に頼んでボンネットを開いて中を見てもらったところ、
エンジンルームの奥に子猫がいました!
残念ながらボンネット内に動物が入っていることに気づかず走行してしまうと多くの動物が命を落としてしまうのですが、運よくこの子猫は走行前に発見されたため皆で安心し、喜びました。
いざ、救出!
無事が確認できほっとしたのもつかの間、次は救出です。
軍手をはめた手では届かないほど奥に行ってしまっていたため、手の空いたスタッフがいろんな方法で救出を試みました。
中でも反応のあった方法は、
①皿に子猫用ミルクを入れ様子を見る
②鏡を見せて誘導する
③スマホで「猫が反応する鳴き声」という動画を流す
④子猫用のおやつを与えて誘導する
などなど、数々の方法で救出しようとしましたがなかなか出てこず、雨が降り出しあたりは暗くなってきました。
それでもライトで照らしながら頑張ること数十分。ようやくおやつを食べようと身を乗り出したところを軍手をはめた手で保護!
皆苦労しましたが、よかったよかったと言って安堵しました。
その後…
保護した子猫が近隣住民の飼い猫でないことを確認したのち、親に相談しました。
すると、せっかくだし家で飼いたい!という話になりました。
保護した子猫を段ボールに入れ、連れて帰るとすでに猫用ケースが用意されており、なんと名前まで決まっていました!
私の家では「モカ」と「ラテ」という二匹の猫を飼っており、新しく来た子猫はカプチーノからとって「カプ」と名付けられました。
家に到着してすぐタオルで拭いてあげたのですが、エンジンルームにいたということもあり真っ黒になってしまっていました。
親が病院に連れて行ってくれるとのことで成長が楽しみです。
まとめ
前述した通りほとんどの動物はエンジンルームに入った状態で走行すると命を落としてしまいます。
そういった事故を未然に防ぐためにも「乗車前にはボンネットを軽くたたく」「車の下で動物が寝ていたりしないか確認してから乗車する」といった予防を実行していただけると幸いです。
これから秋冬になるにつれ気温が下がってくると、動物は暖かい場所を求めてエンジンルームに入りこむといったことが起こりやすくなります。
お困りの際はお車はそのままで、お気軽にスズキアリーナ大和郡山店までご連絡ください。