みなさんこんにちは
雨の日は気分も晴れない、視界も悪い、運転もしにくい…
車に乗っていると晴れの日以上に気を使い、
疲れやストレスも溜まりますよね
そんな雨の日の運転は特に注意しなければ、事故を起こす危険性があります
首都高速道路株式会社によると、
晴天時より雨天時の方が5倍事故率が上がり、
夜になると7倍になると言われています

◎雨天時の主な事故原因◎
雨の日で最も多いのは「スリップ事故」です
路面が悪く、水たまり等にスピードを出して走行するとスリップしやすいです。
また、カーブで曲がる際にそのまま滑ってしまうというケースもあります。
①ハイドロプレーニング現象
路面に水たまりが出来ている場所を走行すると、
そのまま滑ってブレーキやハンドルが効かなくなる
「ハイドロプレーニング現象」が起きやすいです。
特にスピードを出す高速道路で起きやすいと言われています。
ちなみに、ハイドロプレーニング現象ですが、
タイヤと路面の間に水が入り込み、
車が水の上を滑る状態になることで発生します。
タイヤが水に浮いているような状態です
この状態になると、操作が効かないので、回避する手段がありません。
ですので、スピードが減速していくのを自然に待つか、
クラクションを鳴らして事故が起こる危険を
周りの車に知らせる必要があります。
事前に回避する方法としては…
1.水たまりを避ける
2.雨天時は速度を抑えて運転する
3.タイヤチェック
・ひび割れしていないか
・空気圧が正常値なのか
・溝はあるか
②蒸発現象
雨天時の事故は「歩行者の見落とし」による交通事故も多いです。
雨の日は視界が悪く、歩行者や自転車を認識する時間も遅くなります。
側道や横断歩道を歩いている歩行者への認識が甘くなるので
かなり注意が必要です。
気が付いたらすぐ目の前に…というケースもよくあります。
更に恐ろしい現象として、
夜間は対向車同士のライトが反射して「蒸発現象」とよばれる、
人が消える摩訶不思議な現象は発生しやすいです。
これは、ライトの光が強まることでドライバーの目がまぶしさを感じ、
光があたっている部分にあるものが見えにくくなることが原因です。
雨の日の運転は多くの危険が潜んでいます。
特に「スリップ事故」「歩行者の見落とし」には
注意して安全運転を心掛けて下さい