個人だからこそ、お客様の
オーダーに細やかに対応できる。
使い慣れた道具をいっぱい積んだ
エブリイは、走る道具箱だ。
房総の自然豊かな街で
新築・リフォームを請け負う
大工の本間一弘さんを訪ねた。
迷い猫が教えてくれた、
個人経営の大工という道
リビングの床下に迷い込んだ猫が、進むべき道を教えてくれた。千葉県東金市でリフォームを請け負う個人経営の大工、本間さん。6年前のある日、本間さんは知人から相談を受ける。床下から出られなくなった猫を救助するために開けた穴をふさいでほしいと。大手のリフォーム会社に聞くと、床を全部替えるしかないと言われ困っていた。
元来ものづくりが得意だった本間さんは、穴をふさぐ最低限の床材で、できるだけ見栄えがいいように補修。そこに新たに床下収納をつくった。「あぁ、こういう小回りのきく仕事って需要があるんだなと気づきましたね」本間さんはそう語る。今は個人経営の大工として、ひとりひとりのお客様のオーダーに知恵をしぼり、大手の会社にはできない答えを出す。そんな本間さんの頼れる相棒が、エブリイだ。
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お客様のオーダーにアイデアで臨機応変に応える。個人経営のなせる技。
いろんなリフォームに
対応できる“走る道具箱”
本間さんのエブリイの荷室は使いやすくアレンジされている。愛用の道具が整然と並び、すべてが取り出しやすいようになっている。「細かな要望に応えようとすると何を使うかわからないから道具が増えるんですよね」本間さんのエブリイは“走る道具箱”だ。「四角い空間だからスペースをムダなく使える。これ以上のクルマはないですね」
ご実家の新潟でもエブリイに乗ることがあり、雪道での走破性も気に入っているという。「友人がクルマを買うときもすすめています。エブリイしかないだろうって」と笑う。「もともと小さいクルマが好きなんです、手足になる感覚というか、一体感があって」限られた空間を有効に使う。それはスズキの「小・少・軽・短・美」というクルマづくりの精神にも通じるものがある。
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いろいろなリフォームに応えるためにあらゆる道具が収納されている。 -
使いたいものがすぐ取り出せるように道具の配置は細かく決められている。
車中泊もできるエブリイは
遊びの相棒でもある
ドライブが趣味の本間さんは、ときどき車中泊に出かけることもあるそうだ。「道具の配置は決まってるので、出すのも戻すのも簡単にできるんです」と本間さんは言う。仕事道具をぜんぶ取り出して床をフラットにすれば、あっという間にエブリイは本間さんの“遊びの相棒”に早変わりする。
エブリイとともに走ってきた距離は7年で約17万km。行先を決めずに四国や山陽を3週間かけて旅したこともある。「瀬戸内海に沈む夕日がきれいでしたね」新潟からフェリーで苫小牧に降り立ち、北海道をくまなく回ったことも。美瑛や富良野、空知の直線道路。「これぞ北海道という景色が忘れられないですね」仕事でいっぱいにならないようにリセットする時間も大切にする。それが本間さんのマイルールだ。
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仕事のときも、遊びのときも。エブリイは本間さんの相棒だ。 -
乗り継いで、今のエブリイが3代目。本間さんの仕事に欠かせない存在。
エブリイにたくさんの道具と
アイデアを積んで
子どもの頃から、ものづくりが好きだった。「頭の中で立体を思い描くことが得意だったみたいですね」大工になるきっかけは、「家って自分で建てられるんじゃないか」とネットで調べてみたことだったという。それが、いつの間にか仕事につながった。お客様の要望を聞きカタチにする。大工の仕事は、まさに本間さんの天職だ。
「たとえばタオル掛けをつくるときに、木の枝をそのまま使ってみましょうとか。そういう提案がお客様に喜ばれます」個人経営だからこそ、細かい要望が聞ける。お客様と向き合える。「繰り返し依頼してもらえるお客様に、使いやすくなったよ、きれいになったよと言っていただけるのがうれしい」本間さんは、今日もたくさんの道具とアイデアを積んだエブリイでお客様のもとへと走っている。
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エブリイに積んだ道具を見ながらリフォームのアイデアが浮かぶこともある。