整備アーカイブになります。 データは2021/05/09 14:12 になります。今流行りのリフトアップ整備になります。お客様のご依頼で、1インチリフトアップになります。当然、わたくしにはジムニースペシャリストでもなく、只のその辺にいらっしゃる整備士の中の一人でございます。改造のノウハウなんてなく、ディーラーの一整備士でございます。細かい情報はお客様の方が持ってらっしゃいます。それを踏まえたうえで、私共にご依頼くださいました。法令遵守に基づき、持ち込み部品の補償は担保しかねるという条件の元、それでも・・・と仰るので、今回承りました。
先ずはリヤからリフトアップします。車検整備時と同じようにリフトアップしたら・・・「アッ・・・」ラダーフレームなので、サスペンション交換作業が出来ません(;^ω^)。アームの位置を掛け直して、再リフトアップです。お恥ずかしい・・・(´∀`*)ポッ
作業内容はショックアブソーバー交換、スプリング交換、ブレーキホース交換です。ホーシングとボディの位置が離れるので、ブレーキホースが足りなくなる為、持ち込み部品の対策ホースを取り付けるのですが、スプリングもノーマルより長い。なので、いつもの作業のようにポンポン~と交換できません(;^ω^)ホーシングをより下へグ~ッと押してスプリングを交換します。交換後はブレーキエア抜きをして、ペダルがスカスカにならないようにします。最後は設置した後、フレームのピボットのロアアーム部を一応、1G締め付けして落ち着かせます。
難しくないと思いますが、思いのほか、スプリングを入れるのに少し苦労しました。腕がない証拠ですテヘヘ(;^_^A

ここにアームを掛けると大変です。ジムニーは、リジットラックで作業した方が、圧倒的に整備がしやすかったです。(個人的意見)

ブレーキホースの留めピンがありますね。

ホーシングを下ろすとき、スプリングのストロークを確保するために、私はここも脱着しました。

エアが噛まないようにラインカットプライヤーでブレーキフルードが漏れないようにしておきます。

まだホースを組んでないっすね(;^ω^)

フレアナットは最初は手締めで。と先輩に教えていただきました。

画像はブレブレですが、この後1G締め付けして、リヤの完成です。
感想は、リヤスプリングを入れるクリアランスを確保する方法をもうちょっと考えた方がいいかな?と思いました。裏技でスプリングコンプレッサーを使って無理やり縮めて入れる方法もありますが、今回はそれはやりませんでした。
当然、後ろをやったということは、前もやったということで、まさかの強化ブッシュ打ち換えというオプションが付いてましたので、そのコツもあるので、それは後日アップです。
※リフトアップをしたならば、必ず最後はヘッドライト光軸を調整してください。ただ単に違法云々ではなく、対向車の迷惑だけでなく、視界不良の原因にもなりますので、安全レベルが落ちます。(何故違法なのか?根拠があるのです。)ルールを守って楽しくカスタマイズしてください。m(__)m
後半はまた後で・・・。
それでは皆様、ご安全に♪