その他
やっぱりチェックは動かさないとね
整備に関して興味をもっていただく事で、少しでも未来の整備士の方々が増えてくれたらいいなと思っています。
若くても、シニアの方でも構いません。私もシニアになりましたwww。いかがでしょうか、お客様(#^.^#)
休み明け前、作業中、私の愛用のトルクレンチが壊れてしまいました。愛用歴20年越え!!
変え替え買え換え攻撃に工具屋さんから言われ続けて、それでも校正校正校正校正・・・で続けてたのですが、金属疲労でついに召されました。
お客様の命を預かるホイールナットの増し締めで本当に頑張ってくれました。壊れた工具で作業することはありません。
昨日、新しいトルクレンチを購入してまいりました。
その帰り道の一風景でございます。バイク用のエアバックも購入し、パッシブセイフティも万全に♪
さて、整備のアーカイブでございます。JPEGデータは2020/04/23 16:57となっております。
ワゴンR 平成23年式でございます。元々はオイル漏れ修理でご入庫。受付でSが承りましたので「他に何か気になることはございませんか?」との問い合わせに「信号待ちなどで、止まっているときに「カチん」と音がすると「ガラガラ」音が出る時があるんです」
S 「その音は今出ますか?」
お客様 「出る時と出ない時が・・・」
S 「今取り合えずやってみましょう。出ますか?」
お客様 「出ません・・・」
S 「カチん」はこれですか?(A/Cスイッチ入れる)」
お客様 「そうそう、これです」
S 「わかりました。確認は取れませんでしたが、やるだけやってみます」(内面は・・・経験がものう言う・・・多分あれだな(自信満々)
オイル漏れの修理を済ませ、アイドリングの状態でチェックします。
「う~ん、音は出てないな・・・。エアダクトクリップは・・・おk。コンプレッサーのダンパークラッチは・・・おっコンプレッサー新しいじゃんマウントは・・・おk。エキマニは・・・おk。あれれ・・・。困ったな・・・エキパイをドゥクス。カラカラ♪・・・!!!。出た出た!!」その後は・・・ここでほぼ確定だな。うんうん。・・・という画像です。ご覧ください。
エキゾーストパイプの内部腐食による異音が確認できました。これは、目視点検では発見できない案件です。このわずかな音も、エンジン始動しながら排気チェックをする事で、診断精度を上げることが出来ます。
また、別件でも、通常発見することが出来ない、しゃ熱版の裏側の排気漏れも、排気側をふさぐことで発見でき、検査員の負担を少しでも和らげることが出来てるとするならば、作動状態で確認することは、お客様の使用条件に少しでも近づけると思っているし、診断精度の向上は、的確にアドバイス出来ると思っています。
お客様の納車時の説明の中で、エキゾーストパイプ交換のお見積りをお渡しした際、しない方向でお話が進んでいると拝聴いたしました。代替えの目安にもなりますし、お客様が今後お車とどのようなお付き合いをされるのか、選択肢が増えただけでも良いことだと思います。どうぞ、いつでもご相談承ります♪・・・個人的には・・・蘇らせますよ~わたくしのゴットハンドでwww。ドゥクスwww
それでは皆様ご安全に♪