みなさんこんにちは
まだまだ暑いですね

さて今回は熱中症についてお話いたします。
子供を車内に放置して熱中症で死亡させてしますという痛ましいニュースを
夏場になると毎年のように耳にします。
炎天下に置かれた車内の温度が、耐えられないほどの高温になるということは、
ドライバーなら誰もが知っているはずなのに、
なぜ毎年のようにこのような悲劇が繰り返されるのでしょうか

人の命にかかわることですので、
ただの『無知』では済まされない問題です
「ちょっとの間なら大丈夫だろう」などといった
安易な気持ちは絶対に持たないことです。
私たちが想像する以上に、
炎天下に置かれたクルマの車内温度は急激に上昇するということを、
頭に叩き込んでおくようにしなけてばなりません。
◎炎天下でエンジンを切ると15分で車内温度はかなり危険なレベルになります
JAFがミニバンを使って行った実験によると、
車内温度が25度の車のエンジンを炎天下で停止させてそのまま放置したところ、
わずか15分後には車内温度は40度ほどになったそうです

引用:JAFホームページ
熱中症指数は危険レベルまで達し、
とても人間が車内にいられる状況ではありません。
さらにそのまま放置すると、
エンジン停止から30分で車内温度は約45度にまで上昇してしまいます
エンジンを切った瞬間はエアコンのおかげで快適な温度になっていた車内も、
ほんのわずかな時間で危険レベルまで温度が上昇してしまうということが
この実験からお分かりになると思います。
サンシェードでフロントガラスを覆ったりしていても
ほとんど効果は期待できません。
真夏以外であれば大丈夫ということではありません。
実際に4月でも
生後3か月の乳児が車内に4時間も放置されて熱中症で亡くなっています。
窓を3cmほど開けて放置してしまったそうですが、
当日の最高気温は21度程だったそうです。
それでも車内に4時間も子どもを放置状態にしておくと
死亡してしまうこともあるということを、
私たちは肝に銘じておく必要があります。
わずか短時間であっても、子供を炎天下の車内に放置することが、
いかに危険であるかということを知ってほしいと思います。