整備アーカイブになります。スズキ スイフト ZD72S 平成28年式 距離68000km 変速不良により、バルブボディ交換の作業になります。
この作業は、限られた時間の中での作業でした。こういった繊細な作業を時間内に終わらせるということは、内心、ひやひやします(;^ω^)だって、開けてみなきゃ中の状態なんて判んないでしょ?中の状態次第では、お客様ご相談案件になります。
早速分解していきまして、どうやら大丈夫なようなので、交換していきます。バルブボディを止めているボルトを間違えすに交換するには、新しいバルブボディの穴を見ながら、古い方を綺麗に洗浄して、マーキングしながら脱着していくと、ミスが無く、確実です。
作業内容の画像です

作業が汚くてすみませんm(__)m どうしても時間内に終わらせることが最優先でした・・・。こんな時、ミスは起こりやすいです。

そんな時は、新しい部品に外したボルトをマーキングしながら取り付けていくと、確実に組み上げることが出来ます。一応、マニュアルにも脱着ボルトの記載はあるのですが、条件がそろっていると、こんなやり方も出来るわけです。

CVTのバルブボディを外した所です。すっからかんですね。急いでいたので、組み上げ後の画像を撮るのを忘れていました(;^_^Aごめんなさいm(__)m
作業後は、ミッションからの唸り音が全くなくなって、めっちゃ静かになりました\( 'ω')/
加速もスムーズで、新車の様です。良かった。(o^―^o)ニコ
この日は連続オートマ関係の作業で疲れました・・・。((+_+))
それでは皆様、ご安全に♪
・・・が、昨日のアップロードです。本日出社したら・・・どこかで見たような車が・・・。
朝一番に工場長より「さくさんが整備したスイフト、走行不能になったようで、もう一回見てください」との事。
っす、すいません~。( ̄▽ ̄;)えっつでもどうして???
駐車場から移動しようとしたら、本当だ。エンジンの吹けが悪くて、車が重い・・・。トランスミッションチェックマークがついてる・・・。
早速、コンピューター診断をすると、P1825CVT学習値設定データ情報不一致と出てる。おかしいな?自己学習したはずなのに・・・。
CVTメインハーネスのカプラーを外して異物等変形など確認して再組付け、ミッションとエンジンのリプログラムを再施工して、もう一度自己学習リセット作業を行って、本日納車となりました。お客様には多大なご迷惑をお掛けしてごめんなさいm(__)m
失敗も正直にアップロードします。これが私です。ハードの不具合ではなく、ソフトの不具合でした。また勉強になりました。
それでは皆様、ご安全に♪リターン♪