整備は色々な事を学ばないと、様々な修理に対応出来ません。しかし、また、学ぶだけだと、答えが一つしか出てこなくなって、いわゆるクイック対応(応急修理)が単調になってしまうのも事実です。
整備を分析することで、自分が出来ること、出来ないこと、挑戦すること、新たな商品(サービスを含めて)を開発すること等の客観的な思考を通じて整備技術を上げることが可能だと思っています。
な~んて上から目線でサーセンwww。という私も、素晴らしい整備士さんに憧れる一人です。ネットでは、本当に凄い整備士さんが沢山いらっしゃるので、その情報を実際にやってみたい。そしてそれが本当ならば、それをお客様に提供したいと思ってるわけです。
さて、以前のブログにもアップしましたが、整備には大まかに三つに分けられるとお伝えしました。
故障整備、予防整備、回復整備
このうち、故障整備について分析したいと思います。
壊れたものを元通りにする。これが故障整備です。(repair)
板金塗装はまさにリペアの見本ですね。整備の場合は、どうでしょう?
エアコンが効かなくなった。➡コンプレッサー交換した。エバポレータ交換した。コンプレッサークラッチを交換した。リレーを交換した。ヒューズを交換した。
エンジン始動出来ない➡プラグ交換、ダイレクトイグニッションコイル交換、燃料ポンプ交換、O2センサー交換、インジェクター交換、メインリレー交換、カム角センサ交換
まあこんな感じのものから、ピストンリング交換や三速シンクロスリーブ交換、フォワードクラッチディスク交換、LSD交換、等のエンジンやトランスミッション内部の高度な技術が求められるもの等ございますが、これらはすべて共通の事柄がございます。
それは、すべて「事後であること」です。壊れないとこの事柄は発生しないということです。
で、作業はピンキリですが、やればやるだけ経験値が上がって整備の腕も上がっていきます。下がることは早々ございません。
で、ここで落とし穴が待っていますw。それは、「自信という名の油断と怠慢」です。
自分に自信がつくことは良いことです。
が、そこに正直さがないと、いつしか忘れてしまうんですよね。
そもそもその貴方が今している作業って、誰からの依頼かという事を・・・。そして、その作業を集中して出来るのは何故かという事を・・・。
だからこそ、ベストな仕事をすることでお返しして上げること。という謙虚な気持ちは忘れずに精進していきたいです。
このことに気付くと、お客様の立場が想像出来るようになってくるんですよね。それが予防整備に繋がっていきます。
ということで、今回はこの辺で・・・。
それでは皆様ご安全に♪

あ~遂に禁断の食べ物画像アップ(;^ω^)後味サッパリの私の好きなフレンドさんのソフトクリーム(^^♪