INTERVIEW
サービス
1台1台丁寧に向き合いながら、
新しいチャレンジをし続ける。
こだわり1
スズキならではの
「重整備」に携われる面白さ。
整備士になるからには、難易度の高い「重整備」ができるようになりたい。そう考えてスズキのメカニックを選びました。スズキでは、エンジンが故障した場合でも、部品を丸ごと交換するのではなく、できるだけ故障した部分を見極めて、そこだけを分解・修理する整備を行います。時間のかかる難しい作業ですが、他社では分解しないところまで分解できるので非常にやりがいを感じます。初めて重整備を任せてもらったのは入社2年目の時。お客様がお仕事で使い込んで、まったく動かなくなってしまったエブリイでした。エンジンを分解し、自分で組み直して再びエンジンが始動した瞬間は忘れられません。でも内心はエンジンがかかるかどうかドキドキでしたね(笑)
こだわり 2
技術力を高めながら、
キャリアも磨いていく。
経験を重ねていくうちに、少しずつ作業のスピードも上がってきて、より効率の良い手順を考えながら作業できるようになりました。工場長や先輩からも仕事を任されるようになり、入社3年目には「整備主任者」として、重要な法定点検である「1年点検」の最終確認者を任されるようになりました。その後、新しい店舗がオープンし、今はその店の「検査班長」をしています。検査班長は、現場のリーダー。自分の作業だけでなく、工場全体の作業効率を考えて、お客様の納車時間に確実に間に合うように各スタッフに作業を振り分けます。ハイブリッドカーや自動ブレーキ技術など、クルマもどんどん進化しています。その一方で、1台のクルマを長く大切に乗っているお客様もいて、自分が生まれる前のクルマが持ち込まれることもあります。古いクルマから最新のクルマまで、常に技術を勉強する日々ですね。
こだわり 3
自動車検査員に合格。
次は指定工場化をめざす。
今の目標は、私が勤務するこの工場を民間での車検が可能な「指定工場」にすることです。指定工場になれば、国の検査場に持ち込まなくても工場内で車検を完結できるようになり、お客様をお待たせする時間も短縮できます。指定工場の認可を得るためには、工場全体で整備の質を保ち、厳しい基準をクリアしなければなりません。さらに、指定工場には、車検の合否を判定できる「自動車検査員」が在籍していることが必須条件となります。私は、5年前に国家資格である「自動車検査員」の資格を取得し、指定工場化をめざす責任者として、日々必要書類の作成や関連法律の勉強などに取り組んでいます。この目標を実現した後も、いつまでも大好きなクルマの整備に向き合いながら、新しいチャレンジをしていきたいと思っています。
Y.Tさんの1日