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2008 | DF90/DF80/DF70

オフセットドライブシャフト機構を採用した新型船外機

DF90/DF80/DF70

オフセットドライブシャフト機構により、エンジンパワーヘッド部の前方配置や、エンジンカバー後方の張り出し短縮化が可能となり、コンパクトな外観を実現。また、樹脂製インテークマニホールドの採用など、徹底した軽量化設計によりクラス最軽量を実現した。エンジンにはEPIやリーンバーン(希薄燃焼)制御システムを採用。新設計したギヤケースの水中抵抗低減なども相まって低燃費を実現した。2ステージギヤリダクションシステムと新設計の高効率プロペラにより高い動力性能を発揮したのも特長。
*4ストローク 4気筒 1,502㎤ DF90: 66.2kW (90PS) DF80: 58.8kW (80PS) DF70: 51.5kW (70PS)

EPI(Electronic Petrol Injection = 電子制御燃料噴射)
さまざまな走行状態でのセンサーからの情報をもとに、最適な空燃比を計算、エンジンの燃焼に必要な燃料を、電子制御のインジェクターによって正確・精密に噴射・供給する装置。
オフセットドライブシャフト
クランクシャフトとドライブシャフトをオフセットすることにより、エンジンパワーヘッド部をより前方に配置できるようにした。これにより重心を前方に移動できるため、振動の低減、コンパクト化、操舵そうだ性の安定に貢献する。
2ステージギヤリダクションシステム
オフセットドライブシャフトシステムと組み合わせ、クランクシャフトとドライブシャフト間で一次減速、ギヤケース内で二次減速を行うシステム。ギヤケース内のギヤを大型化することなく、高い減速比を得ることができる。