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1981 | DT140/DT115

船外機で初のオイルインジェクションを搭載

DT140/DT115

DT140は国産船外機初の140馬力船外機で、幅広い用途で利用できた。給油方式に船外機では初となるオイルインジェクション装置、スズキCCISを採用し、高い耐久性と安定した性能を発揮できるようにした。また、パワートリム&チルト機構を採用。さらに浮遊物を巻き込んだ時に起こるオーバーヒートを未然に防止するオーバーヒートブザーや、ニュートラルの位置以外ではエンジン始動しないNSI(ニュートラル・スタート・インターロック)装置を採用。
*2ストローク 4気筒 1,773㎤ DT140: 103.0kW (140PS) DT115: 84.6kW (115PS)

CCI(Cylinder Crank Injection〈System〉=シリンダー・クランク・インジェクション・〈システム〉)
2サイクルエンジンにおけるスズキ独自の分離型給油システム。オイルポンプによって2サイクルオイルをコンロッド大端部、クランクベアリング、シリンダーなどエンジン主要部分に直接給油する方式。卓越した潤滑性能がエンジン耐久性を飛躍的に向上。