こんにちは、(セニアカーの中の人)です。

さて本日7月1日は
「ヴェンセスラウ・デ・モラエス」の亡くなった日です。
「モラエスって誰!?」
という方がほとんどだと思います。
モラエスは1854年生まれのポルトガル人で、
ポルトガル海軍士官、外交官、文筆家だった人物です。
1899年、日本にポルトガルの領事館が開設されることになった際に、
神戸副領事として来日、
その後領事に就任し1913年まで務めました。
神戸在勤中に芸者のおヨネ(福本ヨネ)と出会い
一緒に暮らしますが、1912年、ヨネが亡くなると、
1913年に職を辞し、
ヨネの故郷である徳島市に移住しました。
そこでヨネの姪である斎藤コハルと暮らしますが、
その後コハルと死別、
モラエスはその後も徳島で暮らしますが、徳島で亡くなりました。
同じく外国人で、
「怪談」などで知られる小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)に比べると、
地味な存在ですが、
日本に対する著作を多く残しています。
しかし、著作の多くががポルトガル語で書かれたものであったために、
生前日本ではあまり注目されませんでしたが、
死後、日本語訳され、取り上げられるようになりました。
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徳島市内には、徳島県立文学書道館(徳島市中前川町2丁目22-1)など
モラエスに関した資料や場所が残されています。
一度訪問してみてはいかがでしょうか。