セニアカーのお仕事のヒ・ミ・ツ ♡。

今回は「車台番号」です。
お客様からの電話の際に、心強い味方になるのが「車台番号」です。
なぜかというと、この番号が分かれば、いつ頃のセニアカーかがわかり、
しかもどの部品を使用しているかがわかるからです。
「セニアカーって、そんなに部品の種類があるの?」というあなた、
あるんです!
例えばバッテリーにつける「温度センサー」、
ET4Aタイプ(1型・2型)からET4Dタイプ(1型~9型)までで、5種類もあるんです。
しかも、カプラーの形状や、取り付け方も異なるため、互換性のないものもあり、
車台番号は、大変重要な情報となります。
「でも、セニアカーって車検証ないんですよね? どうすればいいんですか?」
という問い合わせ、よくいただきます。
実は、セニアカー本体に表示されています。
場所はここ(写真の赤丸の部分です。今回はET4D9型を使用します)。

右側リヤタイヤから覗くと、フレームに添付されています。
(シールの位置はET4A、ET4D、ET4E、ET4Fなどでもほぼ同じ位置です。
泥汚れなどで見えにくい場合もあります)
シールの見方は、次の通りです。
今回は当社で試乗車として使用しているセニアカーを例にします。

上段右側が、セニアカーの型式です。今回の場合は「ET4D9]です。
中段は、車台番号です。今回の場合は「ET4D9]の「118170」です。
部品注文や点検などの際に必要となります。
ET4D7型以降ですが、脇に貼られているのが「車体色」を示すシールです。
今回の場合は「ZUY」(ペールイエロー)です。
(残念ながら、ET4D6型以前は車体色シールは添付されていません)
修理や点検をご依頼いただく際には、ぜひとも車台番号をお知らせください。
少しでも修理や点検がスムーズに行えます。
なお、新車購入時にお渡しする「メンテナンスノート」などにも、
車台番号の記載はあります。
参考にしてください。
※当社で新車購入いただきましたお客様、
中古車として入手し、修理などで入庫頂き
「個人情報同意書」を頂きましたお客様については、
お客様のセニアカー情報が当社にある場合もございます。