セニアカーを先日購入し、運転にも慣れてきて、
今日もお薬をもらうために、病院へ行こうと思ったAさん。
準備万端、セニアカーのスイッチを入れて、「いざ!出発!」と、思ったのですが…
なぜか、セニアカーが動きません。
Aさんは慌てて、購入した当社へ問い合わせました。
「セニアカーが動かんのじゃけんど、故障かぇ?」

電話を受けたスタッフは、Aさん宅を訪問、原因を探りました。
そして、原因が判明したのです…
その原因とは…
「スイッチをオンにした際に、
アクセルレバーを押していた」


(画像はそうなった際の表示を表しています。前面の表示が全部点灯、バッテリー残量計、左右ウインカー、充電中・充電完了お知らせも点灯し、同時に「アクセルレバーから手を放してください」というメッセージが流れます)ことでした。
お聞きしたところ、
「3月はまだ寒いので、
風よけにお手製の「ハンドルカバー」を使用していた」
と言っていたAさん。
キーをオンにした際に、たまたまそのカバーがアクセルレバーに接触していたようです。
セニアカーは安全のために、
「キーをオンにする際に、
アクセルレバーが押された状態では動かない」仕様になっています。
もしも、キーをオンにしても動かないときは、アクセルレバーに触れていないかを確認してください。
※ちなみにET4D7・ET4E7型以降の機種は
「アクセルレバーから手を放してください」というメッセージが流れます。
こういったことから、ハンドルカバーの使用はお勧めできません。
手袋などをご利用ください。